残念なリーダーがわかってないチームの本質

仲良しグループで終わらせない5つの共感力

「部下が思ったように動かない」と嘆くリーダーは大事なことに気づいていません(写真:xiangtao / PIXTA)
ITの発達によって、大手企業だけではなく極少人数のベンチャーやスタートアップが急激な発展を遂げるケースも珍しくはない。
ベンチャー企業と聞くと、圧倒的なスピードをもって急成長する華やかなIT系企業をイメージしてしまう方が多いかもしれないが、急発展を遂げる企業よりも、ひっそりと消えていくベンチャー企業のほうが圧倒的に多い。
このようなスタートアップ企業が崩壊していく原因は、「リーダーの力量不足による組織内部の崩壊がほとんどだ」と警鐘を鳴らすのは、『困った部下が最高の戦力に化けるすごい共感マネジメント』の著者、中田仁之氏。中田氏は「組織を衰退させるリーダーに最も欠けているものは共感力だ」と力説する。

拡大する組織と衰退する組織の違い

「自分に替わるリーダーがおらず、社長本来の業務に専念できない」
「うちの会社のような小さな会社には優秀な人なんて来ませんよ」
「人を育てるって難しいですね」

外から見ると順風満帆に見える小さな企業の経営者からよくこんな悩みを聞きます。創業まもない小さな会社では、1つにまとまるどころか人の入れ替わりの激しさ、ニーズに合った人材の不足に悩む経営者のほうが多いのが現実のようです。

同じような状況にありながら、爆発的な発展を遂げ拡大し続ける組織と、ひっそりと音を立てずに消えていく組織の違いは「チームの統率力」にほかなりません。ある目的に向かってチームが一致団結しているか否かの違いです。そんな統率のとれたチームとそうでないチームの違いはなんでしょうか?

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