まず、ダイエットしようとした途端バレるのが、その人の「哀れな安直さ」である。
「ダイエット」「カロリーゼロ」の言葉に騙されない
【1】ダイエット飲料に頼って激太りする「安直さ」がバレる
「ダイエット飲料」や「カロリーゼロ」など、いかにも痩せそうな言葉がまぶされているが、それほど簡単に痩せるわけがないのである。そういうものに頼る人に限って、たしかに人工甘味料は「カロリーはゼロ」かもしれないが、「糖代謝に悪影響を及ぼす可能性もある」という利点と欠点を知らなかったりする。
また、「チーズは体にいいらしい」「蕎麦は太らへんで!」と、「小麦に比べたら血糖値の上昇は低いらしい」といわれる食品を「一大健康食品」と大きく勘違いし、そういうものばかり食べては、「自分の体にいいこと」をしているという「謎の満足感」を得ているのも、残念な食事制限者たちの恥ずべき特徴であろう。
「とにかく、蕎麦さえ食べていたら大丈夫」「納豆を食べたら全部解決」などと、まさに根拠なき自信に満ち溢れながら太り続けるのだから、こちらとしては、かける蕎麦も言葉も、あるわけがないのである。
【2】お酒や炭水化物でぶっ飛ぶ「自制心のなさ」がバレる
次にダイエットした途端にバレてしまうのが、「自制心のなさ」であろう。
その日は昼食も夕食も野菜だけにしてなんとかこらえたが、夜にちょっとでもアルコールが入ると、タガが外れたようにラーメンを求めて深夜のラーメン屋に直行する、残念な人たち。
また、「今日は1日我慢したんだから、最後に自分へのご褒美に……」とコンビニで買った昔懐かしの「きなこコッペパン」を口にしたが最後、食欲のタガがぶっ飛んでしまい、栗や干しイモ、さらにはレジ横のチョコレートドーナツと、あらゆる炭水化物や糖分を短時間で怒濤の如く摂取してしまうのだから、なんともかんとも、恥ずかしい限りである。
このように深夜に炭水化物を食べまくっている人は、「あの人は、寝ているときに消化器官をフル稼働させて自律神経を休めない、残念な睡眠者だ」と後ろ指をさされても、致し方ないだろう。
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