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「不倫自慢」は卑しい人間が行う最低の行為だ 不倫も悪いが、それを自慢するのはなお悪い

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もちろん、信頼し支え合うパートナーがいることに越したことはありませんが、これは運や縁など、1人の努力だけではどうにもならない要素があります。しかし、前者は若い頃からの心掛け次第で獲得できるもので、人生が充実するかどうかを左右する問題です。

たとえば80代中頃の黒柳徹子さんは、90歳から趣味の政治の勉強を始める計画だそうです。瀬戸内寂聴さんもそうですが、いつからが老後ですかと尋ねたくなるほど、旺盛な活動をしておられます。

それに引き換えますと私の周囲には、60代なのにテレビを見る以外には関心事がないという人が何人かいますが、そのような人たちは何事につけ消極的で悲観的です。天職を持てなかったのは才能などとも関連することですが、趣味や生きがいなどは、若い頃から真剣にアンテナを張り、努力して親しんでおくことができたはずだと思わざるをえません。

私事ですが、私は子育て中の忙しいときに誘われて、渋々と観劇したのが、全盛時代の先代市川猿之助さんの「ケレン」ものでした。歌舞伎の知識は皆無な私ですが、説明するのは難しいのですが、なぜかその日、私は猿之助さんに感動し、癒やされ、勇気を得たのでした。この春も、市川海老蔵さんの『助六』などを観劇しましたが、そして歌舞伎通の人からみればいまだに素人観劇なのですが、歌舞伎のチケットを手にした瞬間から、理屈抜きで幸福な気持ちになります。

人生を豊かにするのは不倫ではない

これは1例ですが、今の私を充実させてくれるものの多くは、若い頃の忙しいときに覚えたものが結構あります。芸術的なセンスのない私ですが、自分の世界に閉じこもらず、そして苦しいときには励ましてくれ、さまざまな世界に誘ってくれた友人たちのおかげで、私自身の関心事や楽しみとする範囲は、とても広まりました。

何に充実感を覚えるかは人それぞれですが、少なくとも他人のレベルの低い言葉と比較して、自分をみじめだと思ってはいけません。

不倫行為で女性として充実する人など、あなたのお友達ではないですよね? そんな種類の幸福など、あなたは求めていませんよね。しっかりなさってください!

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