ただ、どれだけニーズをカバーしても、私たちが応援を届けられない人々も数多く存在します。世界にはインターネットにアクセスできない人が約40億人もいるからです。より大規模な事業を扱う10年スパンの施策の1つは、世界中の人々がインターネットにアクセスして情報を得たり、発信したりできる環境構築です。
その一つ、エクスプレスWiFiでは、パートナーシップを結んだ地域の起業家の方や、通信会社などの企業様にインターネットの普及をビジネスとして立ち上げていただきます。その際に必要な技術をFacebookが提供することで、低コストで利用できるインターネット環境を構築し、つながりに加わる人を増やしていきます。すでにインドでの運用はスタートしており、ほかの地域にも随時拡大していく予定です。
ドローンを使ったネット環境の提供にも挑戦
またConnectivity Labという、空からインターネットを届ける壮大なプロジェクトにも挑戦しています。太陽光だけで飛行できる無人ドローンから省電力の赤外レーザー光線で情報を伝達することで、地球の最奥地でもインターネットにつながることができます。
10年スパンの取り組みには、さらにVR、AR、AIなどの先進技術もありますが、これらは次回詳しく取り上げます。特にVR、ARといったイノベーションによって、コミュニケーションはより進化すると考えています。次回はそんなコミュニケーションの未来像をテーマにお話しします。
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