Facebookが「ミッション」を変えた深い意味

5日連続で巨大SNSの最前線を徹底的に解説

ただ、どれだけニーズをカバーしても、私たちが応援を届けられない人々も数多く存在します。世界にはインターネットにアクセスできない人が約40億人もいるからです。より大規模な事業を扱う10年スパンの施策の1つは、世界中の人々がインターネットにアクセスして情報を得たり、発信したりできる環境構築です。

その一つ、エクスプレスWiFiでは、パートナーシップを結んだ地域の起業家の方や、通信会社などの企業様にインターネットの普及をビジネスとして立ち上げていただきます。その際に必要な技術をFacebookが提供することで、低コストで利用できるインターネット環境を構築し、つながりに加わる人を増やしていきます。すでにインドでの運用はスタートしており、ほかの地域にも随時拡大していく予定です。

ドローンを使ったネット環境の提供にも挑戦

またConnectivity Labという、空からインターネットを届ける壮大なプロジェクトにも挑戦しています。太陽光だけで飛行できる無人ドローンから省電力の赤外レーザー光線で情報を伝達することで、地球の最奥地でもインターネットにつながることができます。

無人ドローン「Aquila (アキラ)」(写真:Facebook)

10年スパンの取り組みには、さらにVR、AR、AIなどの先進技術もありますが、これらは次回詳しく取り上げます。特にVR、ARといったイノベーションによって、コミュニケーションはより進化すると考えています。次回はそんなコミュニケーションの未来像をテーマにお話しします。

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SDGsが迫る企業変革<br>ビジネスと人権

サプライチェーンの中で起きる人権侵害への意識が高まっています。欧米では法制化が着実に進展し、企業に対し人権リスクの把握と対策を求める動きが顕著に。欧米に比べて出遅れている日本企業の現状を多角的に検証します。

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