フェイスブック、エグすぎ「強敵対策」の全貌

今度はカメラでスナップチャットを追い込む

基調講演を行うマーク・ザッカーバーグCEO(筆者撮影)
フェイスブックが毎年春に行う開発者会議「F8」。今年は4月18日と19日に行われる。このイベントではフェイスブックが考えているインターネットコミュニケーションの未来図が明らかになる。今年は何が語られたのだろうか。現地からリポートする。

 

4月18日の基調講演に立った創業者でCEO(最高経営責任者)のマーク・ザッカーバーグ氏は、例年見せている10年ロードマップの3年目であるとし、2つの注力するポイントについて説明した。

フェイスブックの10年ロードマップ(筆者撮影)

1つ目はコミュニティづくり。そして2つ目は拡張現実(AR)だ。注目すべきはARへの取り組みだ。

フェイスブックも「AR」に参戦

フェイスブックは、仮想現実(VR)技術やゴーグル製品を開発しているOculus(オキュラス)を買収してVRゲームのプラットフォームを整備、同時にフェイスブックプラットフォームに360度写真やビデオ、ライブ配信を統合してきた。この動きには、世界最大のモバイルデバイスプラットフォーム「アンドロイド」を擁するグーグルも追随しており、DaydreamというVRのブランドを立てている。

グーグルと覇を競うもうひとつのモバイルプラットホームであるアップルは、ティム・クックCEOがVRではなくARについて興味を持っていることを強調するなど、対立軸を明確にしてきた。

しかしここに来て、フェイスブックがARに対する取り組みを明言したことで、グーグルとはVR、アップルとはARで競合していくことになる。そこに込められた戦略とは何なのだろうか。

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