Facebookが「ミッション」を変えた深い意味 5日連続で巨大SNSの最前線を徹底的に解説

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私たちが運営するFacebookやInstagramでは、そんなつながりの好例がすでに芽生えはじめています。

ここで、私が注目しているコミュニティの例をいくつかご説明します。薬物中毒だった方が立ち上げた「Affected by Addiction Support Group」というFacebookグループでは、薬物中毒やアルコール中毒の経験者や治療中の人々、その家族や友達が集い、さまざまなサポートを提供したり、個々の経験やエピソードを共有することで、中毒から抜け出ようとする人々がコミュニティに支えられていることを実感し、そして前へ一歩踏み出せるように支援しています。

フェイスブック ジャパンが注目している、日本のコミュニティもあります。「FMふたばプロジェクト」は、福島県双葉郡広野町を中心に地元高校生が地域の農業にかかわりながら、その模様をFacebookページを通じて情報発信しているコミュニティです。

FMふたばプロジェクトのFacebookページ

当初は、東北大震災からの復興を目的の1つとして活動を開始しましたが、畑で収穫した野菜を使った料理イベントを開催したり、海外の学生さんと交流したり、ふるさとを元気にするさまざまなイベントを開催しています。生徒さん自らが休耕畑で育てた野菜を、Facebookで募った希望者に送るというコミュニケーションもありました。

また、今年の8月19日には、収穫した野菜を販売するファーマーズマーケットを主催。その開催費用がクラウドファウンディングで集まるなど、バーチャルなつながりの中からオフラインでの活動を応援する人々の存在も見て取れます。

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