やる気が出ない人を変えてしまう5つのコツ 自分自身を客観的にとらえれば行動できる
(5)役柄を意識する
私たちの行動は、持って生まれた性格やスキルよりも、「どんな役を自分は担っているか」という認識によって大きく影響を受けます。 ある実験では、囚人役と看守役を学生に担当させて演じさせたところ、看守は囚人に対して支配的な態度を取るようになり、囚人は囚人らしく卑屈に振る舞うようになりました。(スタンフォード大学 心理学者フィリップ・ジンバルドーの実験)
役職や、上司・部下という関係だけではありません。私たちは役割を持つと、その役割にふさわしい行動をするようになります。
「自分はどんな存在でありたいか?」を自由に考えてみましょう。役割が思いつかないときは好きな企業やブランドなどからもヒントを得られます。
役割を決めると、自分の思考が変化する
私が自分に与えている役割は「ビジネスリーダーにとってのアマゾン役」です。彼らが今求めている情報を、いつでもすぐに届ける、そういう存在でありたいと思っています。役割を決めると、自分の思考が変化します。
その問題の解決は自分が立候補するべきか? そのイベントには参加するべきか? その新しい試みはやってみるべきか?
自分の中で、自分の新しい役割が決まると、新しい判断基準が生まれます。そして今まで大変だと思っていた行動や、おそれ多いと思っていた行動も、それをすることが、至極当然だと思えるようになってくるのです。
このように、モチベーションは法則があります。自分自身を客観的にとらえ、この法則に当てはめることができれば、きっと自分や周囲の人たちを、今よりもっと気持ちよく動かしていくことができることでしょう。
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