ナイキがマラソン"新記録"を引き出せたワケ

"亀田劇場"以上にすごかった「BREAKING2」

左から、レリサ・デシサ(エチオピア)、エリウド・キプチョゲ(ケニア)、ゼルセナイ・タデッセ(エリトリア)(写真:ナイキ公式ホームページより)

インターネットTV「AbemaTV」の1周年記念企画「亀田興毅に勝ったら1000万円!」が大きな盛り上がりを見せた。元プロボクシング世界3階級王者の亀田興毅氏に一般公募で選ばれた4人が挑むという企画だ。純粋なスポーツとは違うが、筆者も興味深くネット観戦させていただいた。純粋にドキドキしたし、面白かったと思っている。

だがGW中には、“亀田劇場”以上にすごいスポーツイベントが開催されたのをご存じだろうか。それが、スポーツメーカーのナイキが仕掛けた「BREAKING2」だ。

フルマラソン「2時間切り」を目指すプロジェクト

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フルマラソンで「2時間切り」を目指すプロジェクトで、リオ五輪男子マラソン金メダリストのエリウド・キプチョゲ(ケニア)、ハーフマラソン世界記録保持者のゼルセナイ・タデッセ(エリトリア)、ボストンマラソンで2度優勝しているレリサ・デシサ(エチオピア)の3人が、科学的サポートを受けながら、“未知なる領域”にチャレンジしたのだ。

フルマラソンの世界記録は2時間2分57秒。2時間切りは無謀な挑戦かと思われたが、筆者の想像を上回る走りを見せた。それも、すべてが規格外ともいうべき“特殊環境”のなかで。5月6日にイタリア・モンツァで開催されたレースのもようはネットやナイキのフェイスブックページで世界中に公開。ツイッターの投稿を見るかぎり、日本人の視聴も多かった。

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