グーグルが新製品で狙い撃つ、新マーケット ネクサス7、クロムキャストの狙いは?

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本連載は、GAFAに関するトピックを毎週1つないし複数採り上げながら、米国・シリコンバレーを中心とするIT事情を定点観測的にお伝えしていく。今回ピックアップする企業は、グーグルだ。先週、グーグルはカンファレンスを開催した。グーグルが目指すモバイル革新はどこにあるのだろうか。
グーグルが新発売するネクサス7。同時に発表したクロムキャストとともに、モバイル革新のカギを握る(写真:AP/アフロ)

グーグルが発表した、3つの新製品

米国では、「Back to School」と呼ばれる、新学期の商戦がスタートしている。電化製品を扱う店やメーカーのオンラインストアでは、学生向けの特別セールや様々な特典を付けて、新学期の準備をしている学生(とその親)に向けたアピールに熱心に取り組んでいる。  

そんな最中の先週、米国時間7月24日に、グーグルはモバイル製品に関する新製品を発表した。Android(アンドロイド)の最新版「Android 4.3」、7インチタブレットの新モデル「Nexus 7(ネクサス7)」、そしてテレビにブラウザの内容やコンテンツを表示する「Chromecast(クロムキャスト)」だ。

アンドロイドはとにかくとして、ネクサス 7はiPad mini(アイパッドミニ)と、クロムキャストはテレビ向けという共通点からアップルTVとそれぞれ競合するカテゴリとなる。アップルが発表した2013年第3四半期決算では、iPadの売上げは前年同期比の1700万台に届かず、1460万台になった。特にタブレット市場がアンドロイド勢に押し込まれていることを反映しているが、その急先鋒となっているのがネクサス 7と言えるだろう。  

また、クロムキャストはとてもチャレンジングな製品だ。テレビのHDMI端子に差し込むUSBメモリのような形状の製品で、パソコンやスマートフォン、タブレットのコンテンツを表示することができるようになる。リビングルームのテレビへの参入は1つ、大きな壁が存在しているように思える。アップルTVもそこまで大きな成功を収めているわけではなく、グーグル自身もグーグルTVの話題を最近あまり聞かない。ただ、クロムキャストはこれまでのアプローチと違う点に後ほど触れよう。

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