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グーグルが新製品で狙い撃つ、新マーケット ネクサス7、クロムキャストの狙いは?

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クロムキャストで何が変わるか

アップルは、iPhone、MacとiPadをクラウドで結び、自分が作ったり購入したコンテンツやアプリを自然に各デバイスで共有する仕組みに力を入れている。先にご紹介したアップルTVも、テレビで自分のコンテンツを楽しむ手段となっている。スマートフォンで撮影した写真はタブレットの方がより大きく複数の人で楽しめるし、タブレットで見ていた映画はテレビの方がより大迫力で見ることができる。  

モバイルが中心のコンピュータがある生活へのシフトの中で、スマートフォンの普及はコンピュータの画面サイズがポケットに入るサイズまで縮小されたが、そこから改めて画面サイズの大きなデバイスでの体験が再構成されている最中と言える。アップルTVもクロムキャストも、スマートフォンやタブレットといったモバイルを前提に、テレビの役割を再定義しようとする流れを作っている。  

クロムキャストは、アップルTVに比べてよりオープンで汎用性の高いものになりそうだ。  

クロムキャストは、わずか35ドルで購入できる

HDMI端子に直接差し込み、USBで給電するだけで動作するため、どこにでも持ち運ぶことができる。またアンドロイドはもちろんのこと、Windows、Mac、iOSなどのウェブブラウザ「クロム」のページや動画を映し出すことができ、YouTubeアプリなら動画を直接再生できる。手元の「クロム」をリモコンにしてウェブコンテンツを表示できる仕組みと言える。  

アップルTVはアップルがほぼ独占的に利用するAirPlayを介してのみデバイスの画面を表示できるが、クロムキャスト向けにはSDKが用意され、様々なアプリやサービスからクロムキャストを介してテレビの画面にコンテンツを表示させることができるようになる。  

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【課題は“わかりやすさ”】

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