フェイスブックが悩む、モバイル化のジレンマ 日本のモバイル体験にヒントあり
モバイルアプリのマイルストーン
フェイスブックアプリはスマートフォンを利用する上で必須のアプリの1つとして、ホーム画面のよい席を確保している。7月21日にフェイスブックが発表したのは我々がスマートフォンで利用しているアプリの話ではなかった。同社のフィーチャーフォン向けモバイルアプリが月間で1億ユーザーに達したという発表だ(プレスリリースはこちら)。
2008年にアップルが公開したApp Storeでも、最初の500本のうちの1アプリとして提供されており、年間で最もダウンロードされたアプリにもなった。米国でも、カフェやレストラン、交通機関の中でフェイスブックをスマートフォンから利用する人々を簡単に見つけることができるのは、日本の光景と同じといえる。こうしたシーンを、新興国へ広げる努力をしている。
2013年第2四半期の決済発表は今週行われるが、前回の発表資料によると、月間のアクティブユーザー数は11億1000万人、モバイルでの月間アクティブユーザーは7億5100万人。それぞれ年間で23%、54%の伸びを記録していることから、モバイルからの利用が伸びていることが分かる。
PCでスタートしたフェイスブックは、我々が普段そうしている通り、モバイルが主戦場となっているのだ。
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