夫婦喧嘩は「結論を求めない」ほうが解決する

お互いをさらけ出さないとわかり合えない

上手な夫婦げんかは子育てのうえでも必要です(写真:tomos / PIXTA)

お互い愛し合って結婚した夫婦。しかし、もともとは他人同士。共同生活を送っていく中で、相手の気に入らないことも出てきます。ささいなことがきっかけになって、時には大きな夫婦げんかに発展することもあるでしょう。

「無意識の歩み寄り」で自然に解決する

拙著『<喧嘩とセックス>夫婦のお作法』でも解説していますが、上手な夫婦げんかのコツとは、要するに、言いたいことを言い合ったら、無理にまとめようとしないでおしまいにしましょうということ。どうせお互いに納得できる落としどころなんて見つかりませんから、無理にまとめようとしなくていいんです。無理にまとめようとするから余計に炎上するんです。

「それじゃ何の解決にもならないじゃない!」と思うかもしれません。でも大丈夫。夫婦でお互いに言いたいことを言い合うだけで、あとは放っておいても、いい解決策に勝手にたどり着きます。これを私は「無意識の歩み寄り」と呼んでいます。

たとえば、飲んで深夜0時に帰宅した夫に「せめて23時くらいには帰ってきてよ」と詰め寄って、夫は夫で「だって、途中でオレだけ帰るってわけにもいかないだろう」なんて反論して、けんかになったとしましょう。

まずはお互いの考えていることを説明します。たとえば、妻のほうはなぜ0時だとダメで23時だと許せるのかというようなことを説明するのです。夫のほうは、どうして遅くなってしまうのかという事情を話すという感じです。そうやって、それぞれの頭の中をさらけ出して共有します。それで、けんかはおしまいです。

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