採用者の印象を悪くする、6つの「NG」態度 居眠り、スマホいじり、過剰アピールはアウト

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3.高飛車・何様系

あいさつやおじぎができない学生だけではない。態度が大きく偉そうに振るまう”高飛車・何様系”の学生も印象を悪くする。余計なひと言や態度は評価を下げる。

・「御社が今のところ第一希望です」と言った学生(1001人以上、サービス)。

 

志望を聞かれて「御社が第一志望です」はよい。しかし、「今のところ」を入れると、人事は「この学生は志望を固めないまま来ているのか。付き合うのは時間のムダ」と思ってしまう。

TPOという言葉自体を知らない学生もかなりいるようだ。TPO(Time、Place、Occasion)とは「時と場所、場合をわきまえろ」ということである。ネクタイは家の中で締めるもの、面接で自分の順番を待っているときにイヤホンははずすもの。説明会や面接では、会場に入った段階から、観察されている。

受付の前でネクタイを締める学生

・受付した際に目の前でネクタイを締め始めた。いすにふんぞり返って面接を受けていた。受付ギリギリまでイヤホンをしていた(1001人以上、情報・通信)。
・横柄な言葉づかい、態度(1001人以上、商社・流通)。
・面接中、机にひじをついて質問に答えていた人がいた(301~1000人、サービス)。
・態度の大きな学生に説明会で会いました。まるで「客」として来ているかのようでした(300人以下、メーカー)。
・あいさつがない、消費者感覚が感じられる(300人以下、運輸・不動産・エネルギー)。
・聞く態度が横柄。おじぎもまともにできない学生(301~1000人、メーカー)。

 

上記の中に、学生の態度を「消費者感覚」「客」と評しているコメントがある。TPOをわきまえていない典型例といえるだろう。面接や試験のやり方に文句を付けるのも「何様のつもりだ」と思われる。

・作文試験の際、パソコンで入力した方が効率がよいと言った学生。アンケートを実施した際、文字が小さいと指摘した学生(301~1000人、情報・通信)。

 

個人的な不満は言わず、その場のルールに従うのが大人の対応だ。

4.スマホずっといじり系

礼儀知らずの学生も少なくない。目立つのはスマホいじりだ。常にスマホを触わっていないと気が済まない行動は幼児的だと受け止められる。

・大学生とは思えない説明会の参加態度。頻繁にスマホを触っていた。(300人以下、商社・流通)
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