日本ではなく「アジア」へ就職するという選択

間違いなく困難は多いがメリットもある

ASEAN諸国の2007年と2014年の経済力を表すGDPを比較してみると、フィリピンはこの7年間で1.9倍の成長を果たしています。他のASEAN諸国も非常に大きな伸びを示していることがうかがえます。ちなみに同じ期間の日本のGDP(ドルベース)の伸びは1.06倍とほとんど成長していません。

有効なキャリア戦略「3つの条件」と「アジア就職」

2010年、2030年、2050年の長期における世界の各地域のGDP比構成予想を見ると、日本の割合は、5.8%→3.2%→1.9%と大きく減少することが予想されている一方で、アジアの割合は、27.9%→39.5%→48.1%と世界経済に占める割合は大幅に上昇することが予想されています。

彼女の「アジア就職」は【第1条件】「中長期的に有効である」に合致していると言えそうです。

次に「アジア就職」が【第2条件】「費用対効果を最大化する」かについて考えてみましょう。

個人のキャリア戦略のゴールは一人ひとり異なるため、今回のキャリア戦略上のゴールを「経済的な自立」と仮定して考えていきます。

次ページ日本人の人材需要は旺盛に
キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • トクを積む習慣
  • コロナウイルスの恐怖
  • 子どもを本当に幸せにする「親の力」
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
新型肺炎の「致死率」<br>武漢だけ突出する理由

新型肺炎による死亡者は、湖北省、とくに武漢に集中しており、致死率は他の省を圧倒しています。この理由と背景は? 本誌デジタル版では、現地から果敢な報道を続ける中国「財新」特約の連載「疫病都市」を配信しています。