「給与を上げて!」の正しいやり方教えます 準備なく交渉に行くのはとってもアブない

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転職マーケットにおいて自分の能力の価値はどのくらいなのか、把握してから会社との交渉をはじめましょう(撮影:尾形文繁)

※ずんずんさんへのお悩み相談は こちらから。

【ご相談】
ずんずんさん、こんにちは。
いつもずんずんさんのご意見を参考にさせていただいています。私はシンガポールに本社がある企業に勤めており、現在は東南アジアの別の国で専門職として働いています。
入社当時は給料も安く、扱いもそれなりだったのですが、最近になり会社から認められ、いろいろしてもらっています(住居費とか子供の学費の補助とか、勤務地が変わるタイミングでしてもらいました)。
外資は交渉しだいで給料が上がっていくシステムだと聞いているのですが、今まで積極的に自分から相談をしたことがないのでどのようにやればいいのかよくわかりません(同僚には聞きづらいですし)。
つきましては
●どれぐらい強気に給料交渉をすればいいのか?(たとえば給料1.5倍にして! とか)
●どのタイミングで給料交渉をすればいいのか?(1年ごと?)
●給料をスムーズに上げるためのキラーフレーズなど
ぜひご教示いただけるとありがたいです。
もしお手すきでしたら是非よろしくお願いいたします。

給料交渉の前にやらねばならないこと

外資系OLずんずんさんの新連載です!連載の一覧はこちら

こんにちは!ずんずんさんだよ!

東南アジアで働いてるなんて、あなたも変な人ね……全然、嫌いじゃないよ……

さてはて、給料交渉ということですが、その前にやらねばならないことがあります。

履歴書を用意して、転職エージェントに登録することです。別に転職しろと言ってるわけではありません。自分の市場価値を調べるためです。

自分の能力が転職マーケットで一体いくらの価値があるのかわからないのに、給料交渉をしに行くなんて、「殺してください」と言ってるようなもの。お前の代わりはいくらでもいるんだよって上司に言われてしまえば、
なんてこったい、ゲームオーバーじゃないですか。

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