交渉の仕方は上司次第です。ストレートなものの言い方を好む上司でしたら、
「今はこのぐらいの仕事をしてまして、これだと割に合わないんだと思うんですよね」
と話してもいいでしょうが、大体の上司はね……、
物分かり悪いんですよ……、
びっくりするぐらい物分かり悪いんですよ……。
外国人でも直接的な物の言い方を嫌がる上司もいますし、
「いや、君の言いたいことはわかったよ!でも君には期待してるんだ!だからしばらくこのままでしばらく我慢してほしい!」
みたいな精神論を言う上司だっています。
なんだ、期待って。期待をカネにかえやがれ、この野郎。
しかしながら上司の言いたいこともわかります。部署によって人件費の一年の予算は決まっているので、急に言われたからといって給料を上げることができない状況も多々ありえます。
柔を制する者は剛を制す
ですが、どんな場合であっても、まずはあなたが考えていることを伝えることが肝心です。部下が上司にどんなことで不満をもっているか、そして具体的にどうしてほしいかを伝え、頭の中に少しでも残しておいてもらうのです。
なので、交渉の前にはまず、
「ボス、私はこの会社での仕事に非常に満足しています。あなたの下で10年でも20年でも働きたいと考えています」
とまず枕詞をつけましょう。長い、長すぎる枕詞ですが、人間は時としてこのぐらいやりすぎたほうがいいのです。この後に、
「ですが、今回の編成で仕事量が増えたため、もし可能でしたら給料について考え直していただけませんでしょうか」
と伝えましょう。柔を制する者は剛を制すです。「すぐには無理だね」といわれたり「しばらく待ってほしい」と言われたら、ちゃんと期間を聞き出しておきましょう。半年後と言われて半年後給料が上がらなかったら、それはその会社から卒業する時期なのかもしれません。
金額については、ヘッドハンターなどの場合は、給料2倍にしてくれたら転職してやんよと交渉することもできますが、社内の給料交渉はなかなか繊細なものです。空気を読みつつ、高めにふっかけておきましょう。
その金額から引き下げられる可能性があるので、2割~3割増しぐらいにしていおけばマーケット適正価格に落ち着くことでしょう。
ちなみに私の同僚は「この給料では生活できません」といって交渉していました。必死すぎます……。
といったところで今日は失礼します☆
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