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アメリカの起業家精神はこうして育まれた レモネード・スタンド、民間の危機意識、政府の目覚めという話

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  • 小野 亮 みずほリサーチ&テクノロジーズ 調査部 プリンシパル
  • 安井 明彦 みずほ総合研究所調査部シニアプリンシパル
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「本当のビジネス」のスタートアップ

レモネード・スタンドを立ち上げたアメリカの子供たちは、数年経つと学生になります。野心とエネルギーにあふれていれば、古くは家のガレージで、最近では自分の部屋のコンピュータを使って、レモネード・スタンドとは比べようのない本当のビジネスが始まることもあり、この段階のビジネスを「スタートアップ」と呼びます。

スタートアップは、どんな形態で事業を始めるのでしょう。いくつかの選択肢がありますが、3つの課題を考えたうえで選ばなければなりません。

第1の課題は「ビジネスによって生じるさまざまなリスクをどの程度負担するか」です。

ビジネスを進めていくとさまざまな問題に直面します。もしかするとその問題は、巨額の賠償問題に発展してしまうかもしれません。こういったときにすべての責任を経営者が負う仕組みを「無限責任」と呼び、対して一定の金額の範囲内でのみ責任を負う仕組みを「有限責任」と呼びます。

大きなリスクのない、小さなビジネスであれば、1人で気軽に始められる個人事業主(Sole Proprietorships)か、2人以上で始める組合(パートナーシップ)が選択肢になります。税務統計をみると、アメリカで最も多いビジネス形態は個人事業主で、2000万件以上あるといわれます。

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【「無限責任」を負うと、かえって信用を得るのが難しい?】

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