インターンシップ重視!アメリカ就活事情 アメリカの学生の就活は?
UCLAで政治学を学び、スパイダーマンなどに出演した男優のジェームス・フランコと同じ2008年に卒業したジェシカは、最初は政治家を目指していた。「学生のとき、ロサンジェルス市で政治家のインターンをした。政治は面白いが、一生できる仕事ではない」と判断したという。
卒業後1年はヨーロッパを旅し、帰国後、友人がサンディエゴ本社の企業のバイヤー職に空きができたと教えてくれ、そこに就職した。「2009年当時は不況で、仕事があるだけでラッキーだと思った。全然予想していなかったバイヤーの仕事だが、今ではとても気に入っている」。
インターンをやれば、その仕事が適職かどうか、「ラブorヘイト(大っ嫌い)」がはっきりわかると、彼女はインターンシップの重要性を強調した。「友人はインターンシップを経て、グーグル、CBS、ソニーなどに就職していった」という。
リクルーターが注目するバークレー校
70人以上のノーベル賞受賞者を出し、グーグルの会長のエリック・シュミット会長やソフトバンクの孫正義社長らの母校であるカリフォルニア大学バークレー校。
ある企業のリクルーターは「景気が回復し、企業が採用を開始したら、真っ先に訪問する大学はUCバークレー校だ」という。バークレーは世界の大学ランキングで4位に位置し、優秀な学生が多いからなのだろう。
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