Q1に関して、現実的には、上司よりよい素材のスーツを着られる経済力は若手にはないかもしれません。しかし、服には序列があり、メインの人(この場合上司)がいるのであれば、メインを立てる装いをすべきです。よって3)を選んでいただきたいと思います。
Q2については、「うちではセミナーやってないし!」と言う方もいるでしょう。しかし、一緒に考えていただきたいのです。大事なお客様との会食、ミーティングなど、同様のシチュエーションが発生することもあるはずです。この場合は、やはりお客様を立てて、自分が異なるネクタイをすることが望ましいと思います。大勢の聴衆の前で、服装が“かぶってしまった”とみられるようでは、お客様を引き立てることはできません。お客様に余計な手間をかけさせることなく、自分がお客様に合わせて調整する、そのような心掛けが必要になると思います。
いかがでしたでしょうか?
“装い”は相手のためにある
服はおしゃれのためだけでなく、相手のためにあるのです。まして上記の2例はビジネスシーンですが、相手に配慮できないようですと、意中の彼女を高級レストランに誘っても、やんわり断られると思います。プロトコルが重視されるレストランの場合、その場にふさわしいスーツの着こなしも必要です。彼女が恥ずかしくない大人の男としての振る舞い、装いが求められていると思います。
今後は、グローバルリーダーとして“外見”を戦略の一部にする術や、そのための心構えなどをご紹介できればと思っております。
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