まず、レジでの会計タイムにバレるのが、その人の整理能力の有無だ。
「整理能力」や「自制心の欠如」もバレバレ
【1】「整理能力のなさ」がバレる
整理能力が欠落している人は、おカネを出すときも、ありとあらゆるポケットをまさぐり、カバンの中をこねくりまわす。
そしてカバンに入っている本やパソコンの間をまさぐり倒した揚げ句、右のポケットのコイン入れに500円玉が入っていたことに気づくのだから、その恥ずかしさはあらためて説明するまでもないだろう。
ようやく財布にたどり着いたかと思えば、財布の中は変なサービス券ばかりで、おカネがない。やっとこさクレジットカードを探り当てたかと思えば、有効期限切れであることは、まさに「正真正銘の二流人間」の証拠といえるだろう。
こうなると、もはや「あの人は二流の会計タイムと、二流の人生を送っている」と、後ろに並んでいる人にツイートされても、仕方ないだろう。
もちろん、救助するのが不可能なまでに整理能力のない人は、カバンも財布もポケットも、すべてのゴミを吸い込むブラックホールと化している。
顔を赤らめて恥ずかしい真実を書かせていただくならば、レジでの慌てふためきぶりで「整理能力の欠陥」は一発でバレてしまうのである。
【2】「自制心の有無」がバレる
続いて、レジでバレるのが、その人の自制心の有無である。
深夜の2時だというのに、セブン-イレブンで大量のポテトチップスとチョコレート、缶チューハイ2本とちょい辛チキンを8粒も買い込むという、深夜2時になっても食欲だけは旺盛な、二流の人たち。
「寝る2時間前に食べると、胃がもたれて熟睡できない」という、お医者さまの忠告に耳を傾けるわけもなく、あろうことか煙草まで買い込んで、夜な夜な「不健康祭り」を開催するのだから、今日も三流エンジン大全開である。
私は何も、レジで他の人が買っているものをじろじろチェックするほど、暇なオジサンではない。しかし、「立ち読みは禁止」と書いてあるのに、一生懸命ビニールをこっそりはがして「成人男性誌」を読んでいる人に遭遇してしまうと、私は顔を真っ赤に赤らめて、義憤を感じてしまう。
健康と名誉を犠牲にし、食欲と性欲につねに敗北する「二流に転落した精算者」たち。その人がレジで何を買っているかを、チラッと横目で見るだけで、その人のコロコロ転落人生が、見るも無残にバレるのだ。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら