ここまで二流のレジ精算者の特徴と、一流のレジ精算者の特徴を偉そうに書きつづってきた。しかし何を隠そう、これを書いている私自身が、「究極の二流のレジ精算者」である。
白状すると、「究極の二流のレジ精算者」はこの私
いつもレジでは、ゴミだらけでブラックホールと化しているカバンの中から、これまたレシートだらけでブラックホールと化している財布を取り出し、何分間もまごついている私。
もちろん、並ぶ列を間違って悪態をついているのも私であり、やっとこさ自分の番になったと思ったら、財布にいろんな国の小銭ががちゃがちゃ入っていて、永遠に100円玉が出てこないという、恥ずかしい二流っぷりがこの私だ。
揚げ句の果てに、店員さんに「急かさんといてくれ!」と悪態をつく、恥ずべき三流以下の、自称「グローバルエリート」であるのが、この私だ。
さらには、人生でたった1度だけ行ったタイでの善行を、大々的に記事の中でアピールするあたり、ほかに褒められることをしたことがない「問答無用の人格的欠陥商品」であることが、白日の下にさらされたといえるだろう。
しかし、私のような「二流のレジ精算者」が反省し、この世から消え失せないかぎり、世の中はひとつもよくならない。
私のような二流の輩が「生き方」および「レジの精算の仕方」を抜本的に見直さないかぎり、レジで不愉快になる犠牲者は今後も絶えることがないのだ。
レジでの会計タイムに向けた万全の備えを忘れた人間は、一事が万事で人生のあらゆるステージでまごつく。そして、混乱に満ち溢れた「それはそれは二流のしょうもない人生」に転落していることがバレるということを、最大限の非難の言葉で、強く警告したいと思う。
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