三菱総合研究所の調査によると、20代の正社員では女性のほうが男性よりも毎日お酒を飲む人の割合が高い。30代だと子育て中の女性が多いためか、男性のほうが多くなるが、40代になるとまた男女差が縮まる。
20代で女性のほうが男性よりも毎日お酒を飲む人の割合が高いというのは、彼女たちの発言とも合致する。男性のほうは、甘党の「スイーツ男子」が珍しくなくなってきているから、逆転現象である。
"女性も長時間労働"時代の影響か?
Tさんと野毛で知り合ったというMさん(40代)も横浜駅周辺に住んで働いている。シングルマザーのMさんは、正社員として働き続け、残業をして帰るのが22時を過ぎる日々が続いたため、帰り道にある野毛に立ち寄るようになったという。
TさんとMさんは、どちらも野毛にいくつも常連の店を持っている。もともとは面識がなかった2人だが、常連の店に通う中で「あ、あの人また来てる」「またお酒を頼んでる」とお互いの存在を気にするようになり、じきに話すようになった。「知らない人同士が隣に座って、それで会話になるのが楽しい」とMさん。
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