先輩社員に聞いた「マズい有給休暇の取り方」

クレーム放置にLINEで申請?若手の失敗6選

こうした基本的なルールを押さえた上で、意識しておきたいのは、いくら法的に認められた権利だからといって、職場の上司や同僚に気をつかわずに有給休暇を取得してしまうと、ヒンシュクを買うということだ。

休暇中のバックアップは会社や上司が考慮してくれるだろうが、自分が休むことで極力周囲に迷惑がかからないようにしておくことが、社会人としての最低限のマナーだ。

そこで今回は、現場のビジネスパーソンへの取材をもとに、若手社員が有給休暇を取る際にやってはいけない行為をまとめてみた。ぜひ参考にしていただきたい。

「クレーム対応を放置」「校了日に海外へ」!?

1.やるべき仕事を放り出して休んでしまう

最も多く聞かれたエピソードがコレ。

「お客様からクレームを受けていたのに、それを放ったらかして休暇に。当然お客様はカンカン。再度のクレーム電話でそのことを知り、代わりに怒鳴られに行った」(広告・41歳)

「印刷物の校了日に有給休暇を取り、しかもきちんと校了したのかあいまいな状態で一路海外へ。印刷会社からSOSを受けて火消しに走ったが、あまりに責任感がなさすぎる」(流通・37歳)。

このように、周囲に大きな迷惑をかけている人があちこちで見られた。まず、自分の仕事をきっちり終わらせておくのが大前提だろう。

もちろん、旅行などすでに予定が入っていれば、それをキャンセルしてまでトラブル対応に当たる必要はないだろうが、問題が残っているのなら、その事情を上司や先輩にきちんと説明・連絡しておくべきだろう。

また、月報の提出や経費精算などをうっかり忘れることはありがち。休む前にはもう1度やり残しがないか確認しておきたい。

2.仕事の引き継ぎをしていない

「営業マンは月1回、定期的に病院回りをするのだが、その引き継ぎをしないまま休暇へ。病院側からの指摘で気づき、上司である私が行くハメに。『あんた、どういう教育しているんだ』と叱られた」(医療機器・42歳)。

取引先に迷惑をかけないよう、休暇に入る前に仕事を引き継いでおくのは当然のこと。それを怠れば、取引先も同僚も困ってしまう。休暇の間にどんな依頼や業務があり得るかを想定して、手を打っておこう。

また病気などで、当日に急きょ有給休暇を取る場合でも、その日の業務に必要な引き継ぎ事項はしっかりと伝えておきたい。アポの予定をキャンセルする際も、メールなどで先方に伝えられればいいが、身動きが取れない状況なら無理をせずに、職場の同僚や先輩に頼んで事情を説明してもらった方がいいだろう。

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