先輩社員に聞いた「マズい有給休暇の取り方」 クレーム放置にLINEで申請?若手の失敗6選
繁忙期だろうがなんだろうが、気にせず有給休暇を取る人も少なくない。「認められた権利だから、文句を言われる筋合いはない」と思うかもしれないが、実は、会社にも断る権利がある。「時季変更権」といって、「事業の正常な運営を妨げる場合」には、別の時期への変更を求められると、労働基準法で定められているのだ。
実際に、会社が時季変更権を盾にしてくることは少ないだろうが、休む方にも配慮が必要。年に1回あるかないかのイベントを見るというのなら仕方ないが、せめて1と2で述べたような、仕事のやり残しや連絡忘れがないようにしておきたい。
”ちょっとしたお土産”も意外に大切
有給休暇中に仕事をフォローしてもらった上司や同僚には、お礼を述べるのが大人の作法だ。ところが、「フォローしても、お礼の一言もない。もう二度とフォローはしないつもり」(出版・45歳)という人も少なくないようだ。どんな事情で休んだにしても、「ありがとうございました」の一言ぐらいは言うべきだろう。
お土産も、買う義務はないが、長期間休みをとって旅行に行った場合は、お菓子ぐらい買っていったほうがいい。「自分ばっかり楽しみやがって」と妬んで、仕事上で足を引っ張ってくる人は、決して少なくない。
以上、新入社員向けにやってはいけない行為をお伝えしてきたが、実際はベテラン社員でもできていない人がいる。そういう人をみかけたら、ぜひ他山の石としてほしい。
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