先輩社員に聞いた「マズい有給休暇の取り方」 クレーム放置にLINEで申請?若手の失敗6選
「朝出社したら机の上に有給休暇取得届が置かれていて、『今日から旅行に行くので休ませてください』と。もっと早く言えよ!」(電機・42歳)。
「寝る前に20代の部下が『明日、有給休暇とらせてください!』とLINEで送ってきた」(IT・43歳)。
前日や当日になっていきなり有給休暇を申請する人は、どの会社にもいるようだ。確かに制度上は「前日でもOK」かもしれないが、急に申請を受けて休むとなれば、上司や同僚もフォローするのが大変。何も注意されなかったとしても、かなりヒンシュクを買っていることは間違いない。
仕事の都合もあるのだろうが、有給休暇の申請はできるだけ早いタイミングでおこなおう。旅行などで3~4日以上休むなら1カ月前、午後半休などでも1週間前には伝えるのが理想だ。
「上司に伝えればOK」ではツメが甘い!
有給休暇の申請は上司にするものだが、注意したいのは、上司に伝えれば、それでOKではないこと。
「同僚に急ぎで頼みたい仕事があり、月曜に出社したら、その同僚は休み。上司に聞いたら『あいつは、今週1週間休みだぞ』と。それ、俺にも教えてよ」(IT・38歳)。
このように、同僚にも伝えておかないと、迷惑をかけることがある。それを防ぐには、共有スケジュールに入力するだけでなく、個別にメールなどで伝えておいた方がいい。また、頻繁に連絡をする取引先がある場合は、長期休暇を取る旨を伝えておいたほうがよいだろう。
「営業アシスタントの女性が、フィギュアスケートの羽生くんのおっかけをしていて、年末商戦の時でも関係なく有給休暇を取って国内外に試合を見に行く。おかげでアシスタントの仕事も自分がやることになり、大パニック。羽生くんには罪はないが」(貴金属・39歳)。
「12月は決算月なのですごく忙しいが、ある部下が年末年始にまとめて有給休暇を取る。『しっかり休まないと、いい仕事できないっすよね』というが、仕事をやり残して休むので周囲をさらに忙しくさせている(怒)」(生活用品・40歳)。
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