3点目として、二流の上司は、その「自信のなさ」も恥ずかしいまでにバレてしまっていることを指摘しておこう。
③「本当の自信の有無」もバレる
二流の上司の特徴として、“自信過剰にみえて、自信がないところ”などのように「本当の自信の有無」を指摘する人も多い。
上司は自信があるように見せているつもりでも、“自信ではなく慢心になっている”“自信を取り繕っている”など、その空威張りが見透かされていることも多いのだ。
組織のリーダーに自信は必要だ。自信のない上司についていこうとする部下などいない。
しかし、それが「本当の自信」なのか「慢心」なのか、はたまた「見せかけの虚勢」なのかは、部下にはバレバレなのである。
暴力をふるう「二流以下の上司」の実態
なお、以下は「二流の上司」というよりも、むしろ「犯罪の領域」なのだが、世の中には常軌を逸した二流っぷりを発揮しているトンデモ上司が散見される。
その最たる例が、なんとビックリ、「部下に暴力をふるう」である。
“前職のときですが、いかにも体育会系の部長クラスの方に頭を思いっきりたたかれたときは、さすがにどうかと思いました”という読者の声まであったが、それにしても、いい年をして、部下に暴力をふるうとは……。
ここまでくると、さすがに二流を通り越して三流、四流、五流、六流といった感じすらする。
なお、パワハラはセクハラなどに比べて新しく注目されている問題であり、最近の痛ましい某広告企業の事例でも見られるよう、いわゆる一流企業とされている組織でも、このような「二流未満の管理職」が広くはびこっているのは、恐ろしいかぎりである。
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