ホテル最高"六つ星"評価、マンダリンの秘密 メディア初公開の隠れ家ワイナリーも!

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夜にはここでポーカーをしたり、チーズやハムをつまんだりすることもあります。複雑な世の中ですが、ここではすべてがシンプルに流れていきます。

そもそも、世界最高ランクの評価って?

――マンダリン オリエンタル 東京というと、ミシュランの格付けは最高ランク。世界でもトップクラスの「六つ星」がつきました。そもそも星が六つって、日本人にはよくわからないのですが。

これは、施設やサービスに対する、すばらしい勲章です。競争が激しい日本のホテルの中で、そのように評価されるのは光栄です。ホテルで六つ星になったり、レストランで三つ星になれば、ハッピーなことです。ただ、星を失えば、同じように幸せではいられません。毎日ナイフを研ぐように、自己研鑚を続けることが重要なのです。

――具体的には、どんなところが評価されたのですか。

それは……。パンかもしれないし、魚、ライス、ベッドのシーツかもしれない。でも、それらすべての評価が高いことが必要なのでしょう。個別のポイントがどうこうと言うより、サービスやおもてなしの総合的な評価なのだと思います。われわれの運営方針にブレがないことも重要だったのだろうと思います。

イヤというほど作り込む

内装はファブリックにこだわるだけではない。メインのデザインコンセプトは「森と水」。ホテルの入る日本橋三井タワーを1本の巨木になぞらえ、1階エントランスが根をイメージしている。客室は枝や葉の上の空間をイメージし、ファブリックのデザインも自然をモチーフとしたもの。37階のマンダリンバーでは、本物の流水のせせらぎが絶えず聞こえる。
ラグジュアリーホテルでもめったに見かけない、豪華なファブリックの数々。呉服の街、日本橋をイメージしているという

――客室を拝見すると、シーツからソファから、とにかく織物を強調しています。それは建物の内装全体にも言えて、マニアックなくらい作り込んでいる印象があります。これは、日本ならではの戦略ですか?

マンダリンオリエンタルのブランド戦略は世界中で一貫しています。ニューヨーク、香港のランドマーク、東京。どのマンダリン オリエンタルも、きめ細やかに作り込まれています。香港をリノベーションしたり、新しいホテルができると、それが新たなベンチマークとなります。これから作られるホテルは、さらによくなります。世界の顧客がそれを求めているからです。

――これ以上の品質というと、なかなか想像がつかないですね。

2014年から東京も、特にIT系に力を入れた客室の改装を考えています。2005年に開業したとき、アイフォーンやアイパッドはなかった。テレビの機能なども進化していますからね。今後、すべての部屋の改装を1年間で行なう予定です。

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