ピジョン、少子化ニッポンで健闘する秘訣 山下茂社長に聞く

こだわり抜いた製品でしっかりと利益を出す
――日本国内は少子化という逆風が止まりません。
国内では売り上げが爆発的に上がらなくても、こだわり抜いた付加価値の高い製品でしっかり利益を出していくことに重きを置いています。伸びていない市場だからこそ、守備範囲を横に広げていきます。
――具体的には?
たとえば3年くらい前から、ベビーカーやチャイルドシートといった、これまでピジョンがやってこなかった大型製品の展開を始めました。反響は大きく、前期(13年1月期)はこの分野の売り上げが、前年比で2倍くらいに成長しました。
ありがたいことに、多くのお母さん方に「ピジョン=総合育児メーカー」というイメージを持ってもらっています。いま展開している商品群に限らず、今後も出来るだけ多くの種類の製品を提供していきたいと思っています。


















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