三井物産の母、豪快すぎるキャリア人生

3人の育児との両立、「アッハッハ」で乗り越える

パズルのような毎日も、笑い飛ばす

「上の子をこっちの学校に入れて、真ん中の子をこっちの保育園に入れたと思ったら、今度は下の子が入園。もうパズルをやっているようですよ、アッハッハ」

妊娠、出産、早期復帰のリズムには慣れたが、激務と育児の両立はやはり並大抵ではない。だから、中山さんは、自分1人だけで子育てしようと無理はせず、あらゆる協力を要請してきたと言う。

「第1子が赤ちゃんのときから、私の母には週1回、ベビーシッターさんには、ほぼ毎日のように来てもらいました。ベビーシッターに子ども託すのは抵抗があるという人もいますが、営業の仕事は、何時に確実に帰れるのかが見えないので、そんなことは言っていられません。たとえ、早く終わったとしても、シッターさんに子どもを見ていてもらえば、時間に追われて気が焦ることもありませんしね」

ただ、毎回違うベビーシッターが訪問してくると、子どもの情緒が安定しない。それを心配した中山さんは、早いうちに、子どもが「この人に来てほしい」と望むシッターさんに、ほぼ毎日、同一時間、固定で訪問してもらうリズムを確立したと言う。

「今のシッターさんとはもう10年来の付き合いになるので、何かと融通が利いて助かっています。昔は全然家事をしなかった主人も、私の“無言の圧迫”が効いてか、子どものお迎え、洗濯物干し、食事作り、子どもの学校のPTA参加など、いろいろやってくれるようになりました(笑)」

掃除は基本、週1回のアウトソーシングに頼っているが、それでも「洗濯物の山は、なかなか消えることがない」と笑う。

「神経質になっていたら、身が持ちませんよ。無理!」

2010年から続けている、東北最大級の水族館事業は、2015年に営業開始予定だ。それに向けて、スポンサー集めや、そのためのプログラム作りなど、やるべきことは山積している。

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