いよいよ10月。大学3年生の中には、来春からの就職活動に向けた準備を始めようとしている人、すでに準備を始めた同級生の姿が気になり始めた人などがいるのではないでしょうか。
特に、ここ数年で急速に広がりを見せているインターンシップなどについて、「参加しておくべき?」と気になりつつも、「まだ自分はその段階ではないし…」と躊躇して具体的な行動に移せない学生もいるようです。
そこで今回は、こういった体験プログラムに参加する意義や、参加の際の心構えについて、仕事体験プログラムの設計、運用に携わる立場からお話しします。
参加学生の大半は業界や企業に興味なし?
インターンシップに代表される、大学生・大学院生向けの就業体験は、社会に出る前に企業や官公庁などで体験を通じて社会を知り、自分を見つめ直すきっかけとして認知度も増し、実施企業も参加する学生もともに増加の一途をたどっています。
ただ、前述の通り、学生の中には参加に二の足を踏む人も少なくありません。また、参加してみたものの、期待した手応えも得られず、モヤモヤしている学生も多いのが実情です。
参加を躊躇する学生からよく聞くのが、「興味のある企業なんてまだわからない」「志望業界がまだ定まっていない」という声です。この時点では、まだそこまで準備ができていないのでしょう。
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