ダッフィー、ディズニーシーの外でも買える 期間・アイテム限定で、“領海外”に船出

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ダッフィー(中央左)とシェリーメイ(中央右)。TDS「スプリングヴォヤッジ」のショー「リドアイル・ウェルカム・トゥ・スプリング」の一幕。

東京ディズニーシー(TDS)独自の熊のキャラクターとして知られる、「ダッフィー」とそのガールフレンド「シェリーメイ」。

近年、首都圏の女子中高生の間では、携帯電話や通学バッグに付けるアイテムとして、ダッフィーやシェリーメイのストラップ付きぬいぐるみが大流行。TDSの季節イベントごとに発売される限定仕様のダッフィー関連グッズの購入をめぐっては、一部で“くま狩り”といわれるほどの人気過熱ぶりをTDS内ショップの店頭で見せている。

このダッフィー関連グッズは、日本国内ではTDS内でしか買えないというのが“定説”だった。TDSと東京ディズニーランド(TDL)からなる東京ディズニーリゾート(TDR)の運営会社、オリエンタルランド(OLC)もそうした公式説明を行っている。

が、期間と商品アイテムは限定されるものの、ダッフィーとシェリーメイの関連グッズがTDS外でも買えるという事実が明らかになった。ダッフィーは、これまで独自キャラクターとして守り育てられてきた、ディズニーシーという“領海”の外に進出しようとしているのか。その真相を追った。

新浦安のホテル内ショップにダッフィーが“春の航海”

JR京葉線の新浦安駅前にそびえ立つ、オリエンタルホテル東京ベイ。ロビー脇には、OLC直営のディズニーキャラクター商品ショップ「ディズニーファンタジー」がある。連休前の4月下旬のとある日、その通路に面した棚には、ダッフィーとシェリーメイのぬいぐるみが、よく見えるように陳列されていた。

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