ダッフィー、ディズニーシーの外でも買える 期間・アイテム限定で、“領海外”に船出

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このうち、ディズニーホテルとオフィシャルホテルは、TDSやTDLで入場制限が行われるような混雑時でも入れる「安心の入園保障」や、「パークで遊んで、ホテルでひと休み」「無料のバゲッジデリバリーサービス」など、TDRと密接に連携した宿泊者特典が特長。パートナーホテルにはTDRとそこまで連動性のある特典はないものの、「ホテル内でのパークチケット販売」や「ホテルとTDR間でのシャトルバス運行」などについては、ディズニーホテルやオフィシャルホテル並みの特典を宿泊者に提供している。

そして、OLC直営ショップが館内に設置されている点も、ディズニーホテル、オフィシャルホテル、パートナーホテルに共通した大きな特長だ。

ショップの名称は、オフィシャルホテルとパートナーホテルでは「ディズニーファンタジー」で統一。一方、ディズニーホテルでは、東京ディズニーランドホテルが「ディズニーマーカンタイル」、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタが「ミッキランジェロ・ギフト」、ディズニーアンバサダーホテルが「フェスティバル・ディズニー」と、それぞれ異なる店名で運営されている。

昨年の“春の航海”でも、ホテル内ショップで販売

今回、スプリングヴォヤッジ限定仕様のダッフィー関連グッズが展開されていたのも、これら舞浜・新浦安エリアの14ホテルにあるOLC直営ショップ。ただし、TDS内のショップと同じアイテムがそろっているわけではなく、ダッフィー関連のぬいぐるみとしては、前出のSSサイズのみ。女子中高生に人気があるダッフィーやシェリーメイのストラップ付きぬいぐるみ(スプリングヴォヤッジ限定仕様品は各1400円)などは、ホテル内のOLC直営ショップでは販売されていない。

OLC側では、「パークで買い忘れたお土産を買っていただくため、ホテル内ショップには売れ筋商品を中心に取りそろえている。スペシャルイベントの限定仕様品については、イベント期間が進むにつれてパーク内での販売に集約していくため、ホテル内ショップでは品ぞろえがだんだん減っていくことが多い」と説明。ダッフィーのぬいぐるみも、スプリングヴォヤッジが終了する6月末より前に、ホテル内ショップでの販売が終了してしまう可能性はある。

オリエンタルホテル東京ベイ内にある「ディズニーファンタジー」

パーク内のショップとは違い、ホテル内の店舗は面積が小さく、購入者も宿泊客などに限られる。いくら人気のダッフィー関連グッズとはいえ、販売数量に限界がある。それが、今回のスプリングヴォヤッジ限定仕様のダッフィー&シェリーメイのぬいぐるみがSSサイズ1種類しか置いていない理由のようだ。

なお、OLCがホテル内直営ショップでダッフィー関連グッズを販売したのは、実は今年のスプリングヴォヤッジからでなく、昨年初めて開催されたスプリングヴォヤッジ(2012年4月3日~6月30日開催)から。ただ、そのことは、「取材などで聞かれれば話しているが、特に強調はしてこなかった」(OLC)ため、一部のディズニーファンを除けば、広く知られることはなかった。

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