新人よ、社会に出たらバーに行こう 「行きつけのバー」は一生の宝もの。そんなバーに出会うためには?

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こんにちは、矢田部です。東京、下北沢で、2002年から「割らない酒」をコンセプトにしたHolly(ホリー)というバーをやっています。

昨年11月からスタートしたこの連載も、残すところあと2回。

折しも、4月は、新社会人が職業人としての新たな人生のスタートを切る季節。

なので、これから雨も嵐も乗り越えて進まなければいけない新人さんたちに、癒しの場であり、また時には学校にもなる、「行きつけのバー」の探し方、楽しみ方を2回に分けてお話ししたいと思います。

後半の、「酒は大人の教養である」は、「ビール」。ビールが苦手という方にも役立つ、味も歴史もさまざまな、ビールの世界をご案内します。

バーって、どんなところ?

バーとそれ以外の飲食店との違いは、なんでしょうか?

それは、普通の飲食店が、料理+酒を提供するところであるのに対し、バーの料理はおつまみ程度、あくまでも酒がメインであることです。

なので、空腹で行くところではありません。かといって、満腹では酒の味がわからなくなりますから、軽く食事をした後で、というのがいちばんいいのです。

となると、酒しかない店、バーに集まってくる人たちの共通点は「酒好き」なこと。さまざまな職業、階層の、酒好きな人たち。どんな有名人であっても、バーでは等しくお客さまのひとりです。

もしあなたが、今日配属されたばかりの新人であっても、マナーを守って接するかぎり、彼または彼女と対等の、その夜、そのバーの客同士。

(酒の)味と、(マスターとの)会話と、(客同士の)交流を楽しむ場、それがバーです。

学生時代、飲み放題のアルコールに酔って盛り上がった居酒屋とはまったく違う、大人の世界がそこにはあります。

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