新人よ、社会に出たらバーに行こう 「行きつけのバー」は一生の宝もの。そんなバーに出会うためには?

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上司、先輩に誘われたら?

これはなにもバーに限ったことではありませんが、もし、残業や職場の飲み会の後、上司や先輩に「もう1軒行くか?」と声をかけられたら、どんな相手でも、ぜひ行ってみてください。

理由は2つ。これは、上司の立場にあるお客さまに聞いたことですが、1つめは「可愛くない後輩には声をかけない」から。つまり、「誘われる」は、「見込まれている」の同義語。

2つめは、誘いにのってみることで、必ず何らかの収穫をえられるからです。もし、声をかけてきた人と相性が悪くても、ほかのお客さまと話が合うかもしれない。飲んだことのない、美味しいと思える酒に出会うかもしれない。

「新人のうちは断るな。何もわからないガキなんだから、誘われたら必ず行け」

これは、ある40代男性、金融関係のお客さまからみなさまへのエールです。社会人になると、いままでとはまったく違う世界が広がる、その世界を、新たなものを学ぶ力で昇っていってほしい、という思いをこめて。

酒は大人の教養である―その9.ビール 前編

「とりあえずビール」が、ビジネスパーソンの飲み会から消えて久しいようですが、それでも、アルコールの度数が少なく、炭酸で喉がすっきりするビールは、飲み始めの1杯として重宝されています。

この、「とりあえずビール」は、昭和30年代ごろからの高度成長期に、次に飲む燗酒とのつなぎに(当時、燗酒は、お燗番が1本ずつ手作業で温めるものであったため、供するのに時間がかかったのです)、冷やしていればすぐ出せるビールで乾杯をしたというところから始まった習慣。

いまでこそ、チェーンの居酒屋にも、さまざまな酒の種類がそろっていますが、当時は、まずビール、それからじっくり燗酒、そして〆にバーでウィスキーというのが、宴会時の定番コースでした。

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