悩まずに、そういった相談を周囲にしてみましょう。何も直属の上司以外に仕事の悩みを相談してはいけないというルールはありません。本当に埼玉さんを仕事面で評価している人がいるのであれば、何かしらの会社としてのアクションも期待できるでしょう。直属の上司が問題であれば、そのさらに上や、他部署の上司に相談し、外野の支持を得るというのも仕事術のひとつです。ただし、その前提は、埼玉さんの仕事ぶりが会社で評価されている場合です。
仕事が評価されているのであれば、人は話を聞きますし、会社としても無視はできないでしょう。したがって、あきらめず、継続して仕事に注力することがいちばんの解決策です。そのうえで周りにもっともっと相談をしましょう。
さて、そういった前提であえて申し上げますが、いただいた文章で気になる点を挙げると、「どうやら嫌われてしまったらしく」という件と、その上司が全員に対してそのような態度をとっているわけではないという点です。「どうやら」ということは、嫌われた理由がわかっておられないようですが、こういった場合もやはり一方にだけ問題があるケースはまれですから、埼玉さんとして反省すべき点があるならば、そこは今後、改善をするべきです。仮に、自分に非があるとして、それに気がつかないと、将来的に同じような人間関係を自分が意図せざるとも構築してしまう可能性だってあるわけです。それではせっかくのハードスキルももったいないでしょう。
有利な人間関係を築くために「改善」する
ですから、自分で反省するべき点は直し、今後に生かし、自分自身のソフトスキル向上の努力をするべきです。これは何も将来的に相手に迎合しようというわけではありません。自分の弱点を知ったうえで、自分にとって有利な人間関係を築くために、己を知る努力をしましょう、ということです。
そして先ほど挙げた3点目。埼玉さんの文章の中では、仕事そのものに対するネガティブな記載はまったくありませんから、おそらく仕事は好きだし、仕事に対する向上心もあるのだと思います。ならば、余計に短期的な問題で長期のご自身を見失ってほしくないのです。
長期の夢が強ければ、短期的な困難は乗り越えられるはずです。埼玉さんが周りをうまく巻き込み、短期の課題で長期の夢をあきらめることがなきよう応援しております。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら