京都ホテル、強豪リッツ進出に戦々恐々

ライバルへの宿泊客も誘うしたたか戦略とは

リッツ京都の建設予定地は京都ホテルの裏手(写真は13年1月中旬)

京都ホテルオークラを運営する京都ホテルは、地元では名の知れた老舗。2001年以降の経営参画でオークラグループ入りするが、1927年の設立以来、「京都ホテルさん」として定着している。京都市役所の隣に位置し、織田信長と縁の深い本能寺(事変の後、現在地に移転した)も目と鼻の先の好立地で、固定客のほか国内外からの観光客も多い。その京都ホテルがいま、14年春にも予定される外資ホテル「ザ・リッツ・カールトン京都」の近隣への進出に神経を尖らせている。

リッツ・カールトンが14年春に進出

リッツ京都の建設予定地は、京都ホテルの裏手、ほんの100メートルほどの鴨川沿い。京都ホテルは京都市営地下鉄東西線の御池通駅出口と直結しており、リッツは交通アクセスでは若干劣るが、鴨川を渡れば大阪からくる京阪線の三条駅がほど近い。

景観規制もあり、リッツは地上4階建てと高層ではないが、地下は3階建て。136室(予定)の鉄筋コンクリート造で、外観は和風テイストを前面に出している。世界70カ国・地域で3500軒弱の施設を運営する米国マリオット・インターナショナル傘下のリッツ・カールトンの、徹底したサービス重視の姿勢は日本でも評価されている。

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