シンガポールの執拗さを学んだ中国 中国や韓国からナメられないためには(上)

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北原:日本はシンガポールと全く逆じゃないですか?アメリカに従属しているから、日本人としての誇りや独立性をなくしたようにも見えます。表面的には北朝鮮のミサイルや核実験、あるいは中国の尖閣諸島への対応に、メディアが毎日のように騒いでいますが、実際にテポドンが飛んでくると信じている人はいないし、尖閣問題のレーダー照射(ロックオン)にしても、本気で中国が攻めてくると思っている日本人ってほとんどいないですね。

日本も、もっと中国のように執ようになるべき?

ジェームス:日本も、もっと偏執的な要素がある方が、危機感も出てきて、国家運営面ではベターなんじゃないかなあ?中国や韓国は、なにも文句を言わない日本に対して、日本叩きをすれば自国の国内世論がまとまる。だから、今や、日本を利用していますからね。

中村:確かに、中国に出張に行くと、毎日のように反日をあおる抗日戦争のテレビドラマを放送しています。今の中国人は、完全に洗脳されているようにみえます。中国では日本に対する好戦的な雰囲気が充満しているのに、日本政府は全くそのことに気がついていない。せめて、中国政府に対して反日ドラマを毎日流すのは厳重抗議をした方がよいですね。

北原:中国のテレビでは、南京事件の古いビデオが何度も流れますが、良く見ると日本兵のゲートル(脚絆)の巻き方が変なんです。

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