英語に100万円かけるなら、スピーキングだ

ビジネスパーソンの英語学習法(その2)

描写訓練を続ければ話せるようになる

参考までに、この写真を英語で45秒間描写すると、以下のようになります。皆さんの勉強のために、「一文ずつ英文を音読・暗唱→写真を見ながら唱える」という順番で実際に読んでみてください。その際に指さしたり、身ぶり手ぶりをつけてやってみてください。

This is an office. They are holding a meeting. It must be the daytime because the light is coming in from the windows. There are many documents and books on the desk. They are disorganized. I see six people in the room. Three of them are women. Two women are standing and debating. The others are listening intently to their debate. They are all dressed formally. The men are wearing neckties. The woman standing on the left is wearing a light green jacket. She has short blonde hair. The woman on the right is wearing a white jacket. She has her hair bundled at the back. The debate seems to have heated up. Their faces are very serious. It must be an important meeting.

読むと簡単ですが、口頭でやるのは、訓練していないと大変です。写真描写は、言語経験が限られるEFL環境では、多様な状況での英語の使用を体験するには最高の訓練だと私は思っています。

たとえば、1日1枚、100日間、いろいろな状況を写した100枚の写真に関して、この描写訓練をすれば、かなり英語が話せるようになります。また、その実力の伸びをテストで測定することができるので、テストを目標にして励むこともできるわけです。

LRテストが英語学習を支配すると、研修も講義スタイルになりがちです。しかしスピーキングテストが目標となると、このように、研修はアクティビティ型になら「ざるをえません」。

これはスピーキングテストを目標にしたウォッシュバックのほんの一例にすぎません。次回はまた、別の設問形式を用いた研修の手法とウォッシュバックについてお話ししたいと思います。英語の勉強にもなりますので、お楽しみに。

<補足>

パソコンを使ったTOEICスピーキングテストに関して、実施が困難なのでは?という質問をよく受けます。また、ライティングテストとセットでは、一度に多くの社員をテストすることができないのでは?と心配される方も多いようです。

しかし、IPテスト(団体特別受験制度)の場合は、ライティングテストと切り離し、スピーキングテスト単体で実施することが可能です。そうすると1回のテストの所要時間は20分ですので、1日に数回転できます。たとえば、20人の会議室で、1日5回転すれば、100人の受験が可能なわけです。会場の設営はTOEICを運営する国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)が行います。ちなみに韓国企業では、スピーキングテストを単体で受験するのが一般的で、すでに年間25万人が受験しています。

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