英語に100万円かけるなら、スピーキングだ

ビジネスパーソンの英語学習法(その2)

社内研修がこんなに変わる

さて、今回からは、スピーキングテストが目標となると、研修がどんなふうに変わるのかを、具体的なスピーキングテストの設問を用いてお話ししたいと思います。

TOEIC スピーキングテストでは、以下のような写真を、30秒の練習時間の後に、45秒で描写せよという設問が出題されます(Part 2)。 一度、日本語でやってみてください。時計を見ながら、さあどうぞ。

どうです? できましたか? 意外に難しいでしょう? 日本では「話す」という訓練をあまりしませんから、日本語でもどのような順番で話してよいか、戸惑う方も多いと思います。プレゼンで自社の製品の写真や実物を見せながら、顧客に説明する際に、そうなってしまってはよくありませんね。

研修はアクティビティ中心に

私が、このタイプの問題に関しての研修をする場合には、まず生徒を2人ずつのペアにします。そして、互いにまず、日本語で写真を見ながら、45秒で描写する練習をしてもらいます。全体の状況を説明してから、写真の中の事物を重要なものから順に描写していくようにします。

次に、私が、描写するためのさまざまな表現や単語等を解説して、模範に日本語と英語で描写してみせます。その後、生徒の皆さんには、自分の描写スクリプトを紙に書いてもらい、準備をしてもらいます。単語や表現等でわからないことはこの時間に質問をしてもらい、私が答えます。その後、練習時間を与え、何度も自分のスクリプトを読んで暗唱してもらいます。

そして、次に生徒同士でお互いに描写をします。その後、プロジェクターで表示された写真の前で、数人の生徒に実演してもらい、拍手で会場を盛り上げます。使用する写真は無理にTOEICテストの傾向に合わせる必要はなく、たとえば、その会社の製品やサービスに関連する写真を取り入れます。

このようにして、自社の製品や業務の内容に関する英語の説明が上手になることを目指すわけです。

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