世界一清潔な羽田空港を作る「プロの仕事」 清掃とは、これほどまでに奥深い
「おもてなしの心」で清掃する
羽田空港のエントランスには「PAX INTRANTIBVS SALVS EXEVNTIBVS(訪れる人に安らぎを。去り行く人にしあわせを)」とラテン語で刻まれたモニュメントがあります。
これは、羽田空港ターミナルを運営・管理する日本空港ビルデンググループの理念を象徴する言葉になっています。私が所属する日本空港テクノも、グループの一員であり、清掃もこの理念に基づいておこなわれています。
建物や空間をきれいに保つだけでなく、お客様に心地よい旅をしていただくお手伝いをしているという、「おもてなし」の精神で1人ひとりのスタッフが清掃に取り組んでいます。これがワンランク上の清掃をめざす原動力になっていると思います。
羽田空港は日本の空の玄関口。国内外からたくさんのお客様がいらっしゃいます。外国の方にとっては日本の第一印象を左右する場所でしょう。
ロビーや洗面所が汚れていれば、不潔な国だと思われ、ゴミが見当たらず、清掃が行き届いていれば、日本人はきれい好きで信頼できる国民だと思っていただけるのではないでしょうか。私自身、海外に行った時、そう感じるからです。
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