話を詳しく聞いてみると、常勤の勤務先で月収120万円に年2回のボーナス、そのほか、休みの日にアルバイトをしており、それをすべて加えるとトータルの年収は2000万円を超え、かなりリッチな生活が想像されます。
しかしながら自宅は都内の高級住宅街に引っ越したばかりで、子供は小学校からずっと有名私立に進学し、現在高校生。そのうえ、奥様の交際費や着る服などでの出費がかさんでおり、なんと当人の小遣いは月5万円(固定)!! 自宅のローンも始まったばかりで、家計にあまり余裕はなく、奥様からは高給を期待されているというのです。
そのため、給与が高い遠方の病院に軽自動車で片道2時間かけて通っていたのですが、あまりにも通勤時間が長く、いつもヘロヘロになって帰っている様子。
私に持ち込まれた相談としては、もう少し近くで同じような条件の病院を探してくれということだったのですが、正直通勤1時間以内でご紹介できるような求人は見つかりませんでした。
自身が対応できる仕事の範囲を広げられれば紹介はできたのですが、自分の不得意な仕事はできないということで、求人からの評価は残念ながら低く、結局のところ希望する求人は紹介できませんでした。
こんな例は少し極端かもしれませんが、ただこのようなタイプの医師は結構多いのです。
医者を食い物にする鬼嫁の存在
前述の医師もそうなのですが、奥様の尻に敷かれて自分のおカネを自由に使えないというケースは、一般女性と結婚された医師に多いような気がします。
私見ですが、医師が結婚するとき、パートナーとしてうまくいくのは、やはり同じ医師、次に医療職(看護師など)の人だと感じます。
医師と結婚をする人は、基本的には医師の忙しさやその大変さを、頭ではわかっているとは思います。ただ十分理解していない一部の女性は、年収が高くお金持ちというだけで医師と結婚してしまい、夫の稼いだ給与から、自分の消費やお子様の教育費にかなり回してしまうというケースが多いのです。
一方の医師は勉強中心でこれまで生きてきたので、恋愛をあまり経験していない方もいます。それが20代後半になると、“お医者さんだから”という理由でいきなり多くの女性からモテ始め、それで鬼嫁を引いてしまう。
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