高城剛が毎年ハマる「新宿地下ラン」の魅力 瞑想との組み合わせで効果が倍増!

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この小走りというのが難しい所で、ウォーキングではあまり意味がなく、「忘れ物を取り戻る」程度の速度であることが大切とされています。と言われましても、わかったような、わからないようなスピードですが、ウォーキング以上、ジョギング未満だと考えればいいでしょう。

さらに、5~10分程度の瞑想と組み合わせることによって、βエンドルフィンの放出は、何倍も変わってくることもわかるようになってきました。

確かに、イライラしながら小走りするのと、気持ちを穏やかに保ちながら小走りするのでは、爽快感が異なって当たり前です。

そこで今週、仕事に追われ、忙しい雨模様の東京で、瞑想をたっぷりしたあと、新宿地下街で小走り=「忘れ物を取りに戻る」程度の速度で5~10分程度日々走っています。

広大な新宿の地下街を

昨年もこの時期に東京に滞在し、新宿のホテルを起点に、地下街を隅から隅まで走って、日々5キロ以上のジョギングを行っていました。

新宿の地下街は広大で、都庁のあたりから新宿三丁目の先まで地下鉄の駅でも3駅ぶんもあり、人が多い東口近辺は、走る速度を落として緩急をつけていましたが、今年は、短時間の瞑想と組み合わせながら、地下街の端のほうで、5~10分程度の小走りを続けています。

年間を通じてみると、公共交通機関がない南の島や未開同然の地か、地下鉄が走る大都会の中心地の2カ所で過ごすことがほとんどです。いわゆる一般的なオンとオフではなく、ただの極端のような気もしますが、この2地点の往復が、僕自身のアイデアを作っているのは間違いありません。

来週は、全天候の大都市地下街から赤土の大地へと向かいたいと思っています(予定ですけど)。そこでも走りますよ、動物たち同様に。きっと、気分もβエンドルフィンの放出も異なるでしょう。

違いが楽しみです。

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高城 剛
たかしろ つよし

1964年葛飾柴又生まれ。日大芸術学部在学中に「東京国際ビデオビエンナーレ」グランプリ受賞後、メディアを超えて横断的に活動。 著書に『ヤバいぜっ! デジタル日本』(集英社)、『「ひきこもり国家」日本』(宝島社)、『オーガニック革命』(集英社)、『私の名前は高城剛。住所不定、職業不明。』(マガジンハウス)などがある。 自身も数多くのメディアに登場し、NTT、パナソニック、プレイステーション、ヴァージン・アトランティックなどの広告に出演。 総務省情報通信審議会専門委員など公職歴任。 2008年より、拠点を欧州へ移し活動。 現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。ファッションTVシニア・クリエイティブ・ディレクターも務めている。 最新刊は『時代を生きる力』(マガジンハウス)を発売。

 

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