13年はアメリカ経済復活元年になる ぐっちーさんが読むアメリカ

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ただし、短期失業者の就業者数が増えている一方で、26週以上の長期失業者の数が全く減らなくなっているという問題があります。

つまり、失業しても早いうちなら比較的再就職しやすいのですが、失業が長期化することによって、例えばうつ病になる、アルコール中毒になるなど、一度落ちこぼれると、極めて戻りにくくなっているのは日本でもアメリカでも同じです。このあたりは単なる経済問題の域を超えていると思いますので、それなりの対策が必要でしょう。

「財政の崖」問題は、マスコミのあおりすぎ

さて、大山鳴動した挙句に何もなかった、という典型が財政の崖問題。

これについては、ワタクシは昨年の10月から大したことない、と言い続けていました。マスコミがあおりにあおり、いつの間にか大変なことになってしまったのですが、アメリカ予算局の試算によればすべて合意に至らない、という最悪のケースでも影響はGDPの5%程度となっていましたし(リーマンショックはGDPほぼ1年分、つまり100%が吹っ飛んだ)、そもそも共和党は妥協するしか道がありませんでした。

これはアメリカにいないとわかりづらい感もしれませんが、なにせ今回の共和党はロムニーと言う妙な「タマ」を繰り出したために、思い切り保守寄りに舵を切らざるを得ず、広く国民の支持を得るには程遠い状態でした。

たとえば、妊娠中絶反対についても、強姦の場合は妊娠率が低い、などと暴論を吐く議員が出るわけですから、人口の半分を敵に回したも同然です。 

次ページ共和党の敗北の理由が腑に落ちた
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