13年はアメリカ経済復活元年になる ぐっちーさんが読むアメリカ

✎ 1〜 ✎ 8 ✎ 9 ✎ 10 ✎ 最新
拡大
縮小

 完全に馬鹿にされていた共和党

また、アメリカにも「今年一番流行った一言」みたいなものがありまして、日本だとたしか「ワイルドだろ~」ってやつが入ったと思いますが、アメリカの昨年の最も流行った一言は、例の「47%発言」(アメリカ人の47%は税金を払っていない)と、「私はアメリカのお金持ちのために政治をするんです」の二つでした。

ありとあらゆるところでこれが1位というのは、完全に馬鹿にされているわけで、この状況で突っ張れるだけのものは、今の共和党にはなかったのです。

ということで、細かい調整はまだ続くでしょうが、財政の崖、元々大した問題ではなかったのですよ。

アメリカはとっくの昔にリーマンショック以前の水準に株価も戻ったわけですし、これに住宅市場が火をつけて、さらにシェールオイルが2020年にはアメリカのすべての燃料の需要を満たすことができ、アメリカがサウジを抜いて世界最大の産油国になるっていうんですから、冗談としてもこれは夢がありますぞ。アメリカの貿易赤字がなくなっちゃったらどうするんでしょうか。

あわててドルを買う価値もあると思いますし、アメリカよもう一度、と言う夢を追って私はブルーチップの超優良企業の株をお勧めしたいと思ってます。え、具体的にはなんだって??

それは自分で考えてくださいよ(笑)。

次ページさてレース予想!ぐっちーさんの注目はあの騎手だ!
関連記事
トピックボードAD
マーケットの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
日本製鉄、あえて「高炉の新設」を選択した事情
日本製鉄、あえて「高炉の新設」を選択した事情
パチンコ業界で「キャッシュレス」進まぬ複雑背景
パチンコ業界で「キャッシュレス」進まぬ複雑背景
ヤマト、EC宅配増でも連続減益の悩ましい事情
ヤマト、EC宅配増でも連続減益の悩ましい事情
半導体需給に変調の兆し、歴史的な逼迫は終焉?
半導体需給に変調の兆し、歴史的な逼迫は終焉?
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT