私は若手コンサルタントを数人リードするチームリーダーになってから意識して存在感を高める工夫をしてきました。自分のスキルや実績がわかるようにまとめておいたり、話し方を勉強したほか、外見の重要性も実感し、パーソナルスタイリングを受けて自分がどう見られているのかを客観視し、プロのアドバイスを受けたりもしました。
現在は、プレゼンスを高めるための講座や個人向けコンサルティングサービスも提供していますが、自分の存在感を出すことは若手に対してだけでなく、キャリアを築くうえでとても重要です。スキルや実績がある人は、それがきちんと伝わるようなプレゼンスを出すことを是非、面倒がらずにやってみてください。
「違い」は「個性」と考える
さて、ここまで6つの要素をご紹介しました。それらを意識して、コミュニケーションスタイルを変えていくことは、自分にとっても新しい世界を開くことにつながります。
これからはますます多様な背景や考え方を持つ人たちと働く機会が増えてきます。正直に言うと、私は若い頃は、「違い=間違い」と考えて不要な衝突をしてきました。
違いは個性であり、自分だけでは実現できない新しい価値を生み出すものです。異文化コミュニケーションを楽しんで、よりよいキャリアを築いていきたいものですね。
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