最後の⑤と⑥は、自分のあり方や見せ方です。
モーレツ社員は尊敬されない
⑤モーレツではなくバランス
若い人だけでなく、中堅の方からもよく聞く意見として、「ああなりたいと思う人がいない」というのがあります。例の「ロールモデルがいない」という話ですね。ひと昔前のモーレツ社員は尊敬されない傾向はますます強くなってきていることと、これは無関係ではないと思います。
これは自分がワークライフバランスがとれた働き方をすることだけではなく、相手がバランスをとることを認め、応援するということも含まれます。だからといって、そこで自分のリア充自慢をしましょうということではありません。相手が仕事以外に大切に思っていることを理解して認め、応援するのです。
若い世代は家族や友人を大切にする価値観や、社会に貢献したいという気持ちを強く持っている人も実は多く、ある意味仕事一辺倒が当たり前の世代よりもバランスがとれているとも言えます。お互いに仕事以外のことの大切さを認め合うことで、信頼され、やる気を引き出すことを目指しましょう。
⑥バイアスではなくプレゼンス
若い世代をついつい無意識にバイアスをかけて見てしまいがちなのは冒頭でも述べたとおりです。まずはそんなバイアスをなくして純粋に違う環境で生きてきた考え方が違う人に接する、つまり異文化コミュニケーションだと思うと極端なバイアスもなくなります。
異文化コミュニケーションで大切なのは、「この人の言うことは聞くべきだ」と思わせるプレゼンスです。プレゼンスとは以下の3つを合わせて全体的に醸し出されるものです。
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