いるいる!「上から目線な人」のかわし方 やる気を喪失させる難敵に、戦わずして勝つ
自信満々なときほど、実は不安な「上から目線の人」
「いや、それはどうでしょう」「君は何もわかってないから」
あなたの職場にも、やたらとこんなことを言って、周囲から煙たがられている人がいないでしょうか。なぜかいつも「上から目線」でヤル気に水を差す人。こちらの気力を妙になえさせる人です。
上から目線の人は、はたから見ると、自信にあふれているように見えます。たとえば、人の意見に対して、「いや、それはどうでしょう」と否定するとき。「君は何もわかってないから」とダメ出しするとき。あるいは、「あの仕事、よく取れたな。あんなプレゼンで」など、「君はしょせんその程度」といった趣旨の嫌味を口にしているとき。彼らはいかにも、「正解を知っているのは自分だけ」と言いたそうな顔をしているのではないでしょうか。中には得意気な顔をしている人もいるかもしれません。
周囲の人々は、上から目線の人のこうした言動に際して、たいていはゲンナリします。「正解を知っているのは自分だけ」という彼らの考えは透けて見えますし、何より、彼らのそうした考えに根拠があるように思えないからです。
「どうしてこの人はそんなに自信満々なんだろう」と不思議になります。あまりにも不思議なために、「もしかすると間違っているのは自分で、この人の言うことが正しいのかも……」と不安になってくる人もいるでしょう。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら