ふるさと納税を100倍にした九州男児の手腕 焼き物の街を蘇らせた有田まちづくり公社
有田まちづくり公社とは?
――有田まちづくり公社とはどんな組織ですか。
有田まちづくり公社は、有田町の魅力を発信したり、有田町のコンテンツを新しいビジネスとして事業化するために生まれた組織です。2015年4月に発足して、10月には佐賀観光活性化ファンドの第1号案件として出資を受けました。有田商工会議所の中に事務所があって、社長の高田を中心に4名の常勤スタッフと5名の非常勤スタッフがいます。
私は大学卒業後、新卒でDeNAに入社しインターネットマーケティング・広告営業を勤めましたが、地域で何か貢献したい気持ちが強く、2011年に佐賀にUターンしました。伯父が経営していた窯元「しん窯」のECサイトを立ち上げ、有田焼の新しいブランドづくりを模索していた頃、社長の高田と偶然出会いました。高田の考え方や人柄に触れて、「地域の課題を解決し、地域に貢献するサービスを創りたい」と考え、有田商工会議所及び国のファンドである地域経済活性化支援機構(REVIC - レビック)と連携して、有田まちづくり公社を立ち上げることになったのです。
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