錯覚学-知覚の謎を解く

一川 誠著

体験された内容と実際とが異なることを総称して「錯覚」という。このうち視覚に関する錯覚は「錯視」、事柄についての認識が客観的事実と異なることを「錯誤」と呼ぶ。著者によれば、私たちが知覚を通して体験している内容は、観察されている対象の物理的特性とはさまざまな点で異なっているらしい。一方でその異なり方には何らかの規則性があったり、合理性に基づいていたりするのだとか。

人はどのように錯覚するのか。地平線の月が大きく見えたり、高速で回転する車輪の回転方向が実際とは逆に見えたりするのはなぜか。そもそも人は「正しく」見ることができるのか。錯覚に潜むリスクにも言及しながら、知覚の謎に迫る。

集英社新書 777円

  

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • ミセス・パンプキンの人生相談室
  • 「非会社員」の知られざる稼ぎ方
  • カラダとおカネのよもやま話
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
電池開発でノーベル化学賞<br>吉野彰氏が示した「危機感」

受賞会見とともに、リチウムイオン電池の開発の歴史と当事者の労苦を振り返る。世界の先頭を走ってきた日本も、今後および次世代型の市場では優位性が脅かされつつある。吉野氏率いる全固体電池開発プロジェクトに巻き返しの期待がかかる。