かつてに比べて、女性が働きやすい環境については整ってきている。出産後の復職や育児休暇、短時間勤務、周囲の配慮などだ。ところが、それまで築き上げてきたキャリアは、いったんクリアされてしまうのが現実だ。多くの男性はまだそこに気づいていない、と著者は言う。
本書は、これから社会に出る女性をはじめ、結婚・出産を考えている女性などを対象に、男性と同等に働くとはどういうことか、どう自分のキャリアを育んでいけばいいのかを論じたものだ。
長年、リクルートグループで、人事と女性のキャリア関係の仕事に携わってきた著者が、男社会の中で真に有意義な女子のキャリアとは何かを問いかける。
ちくまプリマー新書 882円
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